タイの水産加工再大手「タイ・ユニオン・グループ」と提携
2020年4月15日
5-ALAで感染症抑制、タイの水産加工最大手 タイ・ユニオン・グループと提携のお知らせ
ネオファーマジャパン株式会社は、タイ・ユニオン・グループのTMAC社と、ネオファーマジャパンが製造販売する5-ALA(5-アミノレブリン酸)配合養殖用飼料「AQUALA M(アクアラ エム)」に関し、タイ国内における独占販売契約を締結しましたのでお知らせいたします。
タイ・ユニオン・グループは、タイから世界に輸出されるエビ製品の20%弱のシェアを有する水産加工大手企業です。傘下にあるTMAC社は、エビの養殖産業が盛んなタイにおいても影響力があり、自社によるエビ養殖事業、他養殖業者への稚エビの販売などを行っています。
近年、世界で最も養殖されているバナメイエビは、EMS/AHPND(早期死亡症候群/急性肝すい臓壊死病)と呼ばれる感染症によって、東南アジアでの生産量への影響が問題となっています。
最近の研究において、バナメイエビに5-ALAを投与することで、EMSへの高い予防効果や成長促進することが明らかになっています。 世界の人口増加に伴い、バナメイエビの生産量は今後も増加傾向にあり、本製品においても数百~数千トン規模の出荷数量が潜在的に期待されます。